ヨガブロックの使い方【初心者向け入門ガイド】
ヨガブロックを正しく使うことで、ポーズの安定性が向上し、無理なく柔軟性を高められます。初心者こそ、まずはブロックを活用して安全にヨガを始めましょう。
この記事では、ヨガブロックの基本的な使い方から、目的に応じたポーズの調整方法、さらには購入時の選び方まで、実践的なノウハウを網羅的に解説します。ブロックを活用すれば、体の硬い人でも無理なくポーズを深められ、ケガのリスクを最小限に抑えられます。初心者向けの具体的なステップや、上級者向けの応用テクニックも紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
ヨガブロックとは?基本を理解しよう
ヨガブロックは、主にフォームをサポートするための補助器具です。硬い床や不安定な体勢でも、ブロックを使うことでポーズを安定させ、無理なく深めることができます。初心者にとっては、体の柔軟性や筋力の不足を補う心強い味方です。
ヨガブロックの主な役割
ヨガブロックには、以下のような役割があります。
- サポート機能:手や足が届かないポーズを補助し、無理なくポーズを取れるようにします。
- 安定性向上:不安定な体勢でも、ブロックを使うことで体のバランスを保ちやすくなります。
- 柔軟性向上:体が硬い人でも、ブロックを使って徐々にポーズを深められます。
- ケガ防止:無理な体勢を避けることで、ケガのリスクを低減します。
ヨガブロックの素材と特徴
ヨガブロックには、主に以下の3種類の素材があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったものを選びましょう。
| 素材 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| フォーム(EVA樹脂) | 軽量で柔らかい素材。衝撃吸収性に優れています。 | 手に優しく、滑りにくい。価格が手頃。 | 耐久性が低く、長期間使用すると劣化しやすい。 |
| コルク | 天然素材で、滑りにくく安定感があります。 | 環境に優しく、耐久性が高い。重量感があり安定する。 | 重量があり、持ち運びに不便。価格が高め。 | 木製 | 自然素材で、重厚感があります。 | 耐久性が非常に高く、長期間使用できる。見た目が美しい。 | 重量があり、滑りやすい。価格が高い。 |
初心者の方には、軽量で滑りにくいフォーム製のブロックがおすすめです。一方で、耐久性を重視する方や、環境に配慮したい方はコルク製を選ぶと良いでしょう。
ヨガブロックのサイズと選び方
ヨガブロックには、主に以下のサイズがあります。
- 23×15×8cm:一般的なサイズで、多くの人に適しています。
- 23×15×7.5cm:少し小さめで、手の小さい人や子供向けです。
- 23×15×10cm:大きめで、安定性を重視する人向けです。
初心者の方は、まずは標準サイズの23×15×8cmを選ぶと良いでしょう。サイズが合っていないと、ポーズの安定性に影響が出るため、自分の手の大きさや体格に合わせて選びましょう。
ヨガブロックの正しい使い方5選
ヨガブロックを使う際の基本的な使い方を5つ紹介します。これらの使い方をマスターすれば、ヨガのポーズをより安全に、そして効果的に深められます。
1. 床に手をついて行うポ…
例えば、前屈のポーズ(ウッタナーサナ)や三角のポーズ(トリコナーサナ)では、床に手が届かないことがあります。そんな時は、ヨガブロックを床に置いて手をのせることで、無理なくポーズを取れます。
具体的な方法:
- ヨガマットの上に立ち、足を腰幅に開きます。
- 息を吐きながら、上体を前に倒していきます。
- 手が床に届かない場合は、ヨガブロックを足の前に置き、手をのせます。
- 背中を丸めず、胸を開いた状態でキープします。
効果:
- 前屈のポーズを深め、背中やハムストリングスのストレッチを促進します。
- 無理な前屈を避けることで、腰や背中への負担を軽減します。
2. 座位のポーズでの背中…
座位のポーズ(例えば、バタフライのポーズや正座)では、背中が丸まりやすくなります。ヨガブロックを背中に置くことで、背骨をまっすぐに保ち、腰への負担を軽減できます。
具体的な方法:
- 正座の姿勢で座ります。
- ヨガブロックを背中の後ろに置き、背骨を支えます。
- 両手を膝の上に置き、背筋を伸ばします。
- 深呼吸をしながら、5呼吸ほどキープします。
効果:
- 背骨をまっすぐに保ち、腰痛の予防につながります。
- 呼吸が深まり、リラックス効果が高まります。
3. 立位のポーズでのバラ…
立位のポーズ(例えば、木のポーズや戦士のポーズ)では、バランスを取るのが難しいことがあります。ヨガブロックを足の下に置くことで、足の位置を安定させ、バランスを取りやすくなります。
具体的な方法:
- ヨガマットの上に立ち、片足をブロックの上に置きます。
- もう片方の足を床につけ、バランスを取ります。
- 両手を胸の前で合わせ、5呼吸ほどキープします。
効果:
- バランス感覚が向上し、ポーズの安定性が高まります。
- 足の筋力が強化され、ケガの予防につながります。
4. 仰向けのポーズでの膝…
仰向けのポーズ(例えば、蝶のポーズや股関節のストレッチ)では、膝が床につかないことがあります。ヨガブロックを膝の下に置くことで、膝を支え、無理なくポーズを深められます。
具体的な方法:
- 仰向けに寝て、膝を曲げます。
- ヨガブロックを膝の下に置き、膝を支えます。
- 両手を体の横に置き、リラックスします。
- 深呼吸をしながら、5呼吸ほどキープします。
効果:
- 股関節のストレッチが深まり、柔軟性が向上します。
- 膝への負担が軽減され、ケガのリスクが低減します。
5. ポーズの調整と深化
ヨガブロックを使うことで、ポーズの深さを調整できます。例えば、三角のポーズ(トリコナーサナ)では、手を床につける代わりにブロックを使うことで、体の側面をより深くストレッチできます。
具体的な方法:
- 足を大きく開いて立ち、右足を90度外側に向けます。
- 息を吐きながら、上体を右側に倒していきます。
- 右手を床につける代わりに、ヨガブロックを右足の横に置き、手をのせます。
- 左手は天井に向かって伸ばし、体の側面をストレッチします。
- 5呼吸ほどキープし、反対側も同様に行います。
効果:
- 体の側面のストレッチが深まり、柔軟性が向上します。
- 無理な体勢を避けることで、腰や背中への負担が軽減されます。
目的別!ヨガブロックの効果的な使い方
ヨガブロックは、目的に応じて使い方を変えることで、より効果的に活用できます。ここでは、代表的な目的に応じた使い方を紹介します。
1. 柔軟性向上のための使い方
体が硬い人や、柔軟性を高めたい人にとって、ヨガブロックは心強い味方です。以下のポーズで活用しましょう。
| ポーズ名 | 使い方 | 効果 |
|---|---|---|
| 前屈(ウッタナーサナ) | 足の前にブロックを置き、手をのせる | ハムストリングスのストレッチ |
| 座位の前屈(パスチモッタナーサナ) | 座った状態で足の前にブロックを置き、手をのせる | 背中やハムストリングスのストレッチ |
| 股関節のストレッチ(バッダコナーサナ) | 座った状態で足の間にブロックを置き、背中を支える | 股関節の柔軟性向上 |
ポイント:
- 無理にポーズを深めようとせず、ブロックを使って徐々に深めていきましょう。
- 呼吸を止めずに、ゆっくりと深呼吸をしながらポーズをキープします。
2. 筋力強化のための使い方
ヨガブロックは、筋力強化にも活用できます。以下のポーズで、筋肉に負荷をかけましょう。
| ポーズ名 | 使い方 | 効果 |
|---|---|---|
| プランク(フロントプランク) | 手をブロックの上に置き、体を支える | コア筋群の強化 |
| 戦士のポーズ(ヴィラバドラーサナ) | 前足の横にブロックを置き、手をのせる | 脚力と体幹の強化 |
| 橋のポーズ(セツバンダーサナ) | 仰向けで膝の下にブロックを置き、腰を上げる | お尻や太ももの筋力強化 |
ポイント:
- ポーズをキープする時間を徐々に延ばしていきましょう。
- 呼吸を整えながら、筋肉に意識を集中させます。
3. リラックスとストレス…
ヨガブロックは、リラックス効果を高めるためにも活用できます。以下のポーズで、心身の緊張をほぐしましょう。
| ポーズ名 | 使い方 | 効果 |
|---|---|---|
| チャイルドポーズ(バーラーサナ) | ブロックをおでこの下に置き、額を支える | リラックス効果とストレス解消 |
| 仰向けのひねり(スプタパーダングシュターサナ) | 仰向けで膝を曲げ、足をブロックの上に置く | 背骨のストレッチとリラックス |
| サポート付きの仰向けのポーズ | 仰向けでブロックを背中の下に置き、体を支える | 全身の緊張をほぐす |
ポイント:
- 深呼吸をしながら、ゆっくりとポーズを楽しみましょう。
- 体の緊張を感じたら、その部分を意識的に緩めます。
4. ケガ予防と安全なヨガ…
ヨガブロックは、ケガのリスクを最小限に抑えるためにも活用できます。以下のポーズで、安全にヨガを楽しみましょう。
| ポーズ名 | 使い方 | 効果 |
|---|---|---|
| ダウンドッグ(アド・ムカ・シュヴァナーサナ) | 手をブロックの上に置き、体を支える | 手首への負担を軽減 |
| 戦士のポーズ(ヴィラバドラーサナ) | 前足の横にブロックを置き、手をのせる | 膝への負担を軽減 |
| 三角のポーズ(トリコナーサナ) | 手を床につける代わりにブロックを使う | 腰への負担を軽減 |
ポイント:
- 無理な体勢を避け、常に体の声を聞きながらポーズを行います。
- 痛みを感じた場合は、すぐにポーズを中断しましょう。
初心者が陥りやすいNG使い方
ヨガブロックを使う際には、いくつかの注意点があります。初心者が陥りやすいNG使い方を紹介し、安全にヨガを楽しむためのポイントを解説します。
1. ブロックの高さを無視する
ヨガブロックは、高さによって使い方が変わります。例えば、前屈のポーズでは、低いブロックを使うことでハムストリングスをストレッチしやすくなりますが、高いブロックを使うと逆に負担がかかることがあります。自分の体の硬さや柔軟性に合わせて、適切な高さを選びましょう。
NG例:
- 体が硬いのに、高いブロックを使って無理に前屈をしようとする。
- 体が柔らかいのに、低いブロックを使ってポーズを浅くしてしまう。
解決策:
- まずは低い高さから始め、徐々に高さを上げていきましょう。
- 体の声に耳を傾け、無理のない範囲でポーズを深めていきます。
2. ブロックに体重をかけ…
ヨガブロックは補助器具であり、体重をかけすぎると破損したり、ケガの原因になったりします。特に、手首や膝に体重をかける際には注意が必要です。
NG例:
- 手首をブロックに完全に預けて、体重をかけすぎる。
- 膝をブロックに押し付けるようにして体重をかける。
解決策:
- 体重はブロックに預けるのではなく、筋肉で支えるように意識します。
- 手首や膝に違和感を感じたら、すぐにポーズを中断しましょう。
3. ブロックの位置を間違える
ヨガブロックの位置が間違っていると、ポーズの効果が半減したり、ケガのリスクが高まったりします。例えば、三角のポーズでは、ブロックを足の内側に置くとバランスが取りにくくなります。正しい位置にブロックを置くことが大切です。
NG例:
- 前屈のポーズで、ブロックを足の外側に置いてしまう。
- 戦士のポーズで、ブロックを前足の後ろに置いてしまう。
解決策:
- ポーズの種類に応じて、ブロックの位置を正しく調整します。
- 鏡の前でポーズを取り、体のバランスやブロックの位置を確認しましょう。
4. ブロックを使いすぎる
ヨガブロックは補助器具ですが、使いすぎると体本来の柔軟性や筋力を養う機会を失ってしまいます。例えば、常にブロックを使って前屈をしていると、ハムストリングスの柔軟性が向上しにくくなります。ブロックはあくまで補助として使い、徐々にブロックなしでポーズを取れるように目指しましょう。
NG例:
- 全てのポーズでブロックを使い、体の柔軟性向上を怠る。
- ブロックなしでポーズを取る機会を作らない。
解決策:
- ブロックを使うポーズと使わないポーズのバランスを取りましょう。
- 徐々にブロックの高さを下げたり、ブロックなしでポーズを取れるように練習します。
5. 体調に合わせない
ヨガブロックを使う際には、体調に合わせて使い方を調整することが大切です。例えば、腰痛がある場合は、腰への負担を軽減するポーズや使い方を選びましょう。無理をすると、かえって症状を悪化させることがあります。
NG例:
- 腰痛があるのに、無理な前屈のポーズを取る。
- 首や肩に違和感があるのに、無理なポーズを続ける。
解決策:
- 体調に合わせて、ポーズや使い方を調整します。
- 痛みや違和感を感じたら、すぐにポーズを中断し、医師に相談しましょう。
ヨガブロックの選び方とおすすめ商品
ヨガブロックを選ぶ際には、素材、サイズ、価格、デザインなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。ここでは、ヨガブロックの選び方と、おすすめの商品を紹介します。
ヨガブロックの選び方
ヨガブロックを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
1. 素材の選び方
ヨガブロックの素材には、フォーム、コルク、木製の3種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った素材を選びましょう。
- フォーム製:軽量で柔らかく、滑りにくい。価格が手頃。初心者におすすめ。
- コルク製:天然素材で、滑りにくく安定感がある。環境に優しい。耐久性が高い。
- 木製:重厚感があり、耐久性が非常に高い。見た目が美しい。重量があり、滑りやすい。
選び方のポイント:
- 初心者や持ち運びが多い方は、フォーム製がおすすめです。
- 環境に配慮したい方や、耐久性を重視する方は、コルク製がおすすめです。
- 見た目や重厚感を重視する方は、木製がおすすめです。
2. サイズの選び方
ヨガブロックのサイズは、主に23×15×8cm、23×15×7.5cm、23×15×10cmの3種類があります。自分の手の大きさや体格に合わせて、適切なサイズを選びましょう。
- 23×15×8cm:一般的なサイズで、多くの人に適しています。
- 23×15×7.5cm:少し小さめで、手の小さい人や子供向けです。
- 23×15×10cm:大きめで、安定性を重視する人向けです。
選び方のポイント:
- 初めてヨガブロックを購入する方は、標準サイズの23×15×8cmを選びましょう。
- 手の小さい方や子供には、23×15×7.5cmがおすすめです。
- 安定性を重視する方は、23×15×10cmがおすすめです。
3. 価格の選び方
ヨガブロックの価格は、素材やブランドによって大きく異なります。以下は、一般的な価格帯です。
- フォーム製:1,000円〜3,000円程度
- コルク製:3,000円〜6,000円程度
- 木製:5,000円〜10,000円程度
選び方のポイント:
- 初めてヨガブロックを購入する方は、価格が手頃なフォーム製がおすすめです。
- 耐久性や環境への配慮を重視する方は、コルク製や木製がおすすめです。
- 予算に合わせて、適切な価格帯の商品を選びましょう。
4. デザインの選び方
ヨガブロックのデザインは、カラーや形状、ブランドによってさまざまです。自分好みのデザインを選ぶことで、ヨガのモチベーションもアップします。
- カラー:白、黒、ピンク、ブルーなど、さまざまなカラーがあります。
- 形状:四角形のほか、丸みを帯びた形状のものもあります。
- ブランド:有名ブランドの商品は、デザイン性や品質が高い傾向があります。
選び方のポイント:
- 自分の好みのカラーや形状を選びましょう。
- ブランドにこだわりたい方は、有名ブランドの商品を選ぶと良いでしょう。
おすすめのヨガブロック商品
ここでは、ヨガブロックのおすすめ商品を紹介します。価格や素材、デザインなど、さまざまなニーズに合わせた商品をピックアップしました。
| 商品名 | 素材 | サイズ | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Manduka(マンデューカ) プロ・ヨガブロック | フォーム | 23×15×8cm | 3,500円程度 | 滑りにくく、耐久性に優れたフォーム製。初心者から上級者まで幅広く使える。 |
| Gaiam(ガイアム) コルクヨガブロック | コルク | 23×15×8cm | 4,500円程度 | 天然コルク素材で、滑りにくく安定感がある。環境に優しい。 |
| Liforme(リフォーム) ヨガブロック | EVA樹脂 | 23×15×8cm | 3,000円程度 | 軽量で持ち運びに便利。滑りにくく、耐久性に優れている。 |
| Heathyoga(ヘルシーヨガ) 木製ヨガブロック | 木製 | 23×15×8cm | 6,000円程度 | 重厚感があり、耐久性が非常に高い。見た目が美しい。 |
| TOMOLOCO(トモロコ) ヨガブロックセット | フォーム | 23×15×8cm(2個セット) | 5,000円程度 | 2個セットでコストパフォーマンスが高い。カラー展開も豊富。 |
選び方のポイント:
- 初めてヨガブロックを購入する方は、MandukaやLiformeのフォーム製がおすすめです。
- 環境に配慮したい方や、耐久性を重視する方は、Gaiamのコルク製がおすすめです。
- 見た目や重厚感を重視する方は、Heathyogaの木製がおすすめです。
- コスト
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本記事はRoute Bloom編集部が各ヨガ協会・インストラクター監修情報をもとに作成しています。体に不調がある場合はヨガを行う前に医師にご相談ください。情報の正確性には万全を期していますが、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
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